every30minute SO3 ログ1
※むちゃくちゃにつっこんでますので注意。
※やっぱり詳しい解説とかはありません。
■食事風景(SO3)
飯を食ってるときはだれでもおとなしいものだ。それは機嫌の悪いときのマリアですでに実感済みなわけだが、でも食うのに夢中になっているときほど手を出してはならないのも学習している。いつから俺はブリーダーになったんだ。
「……」
食べ方は決してお上品とは言えないのだが、口にものを入れてるときは喋らないしナイフもフォークも綺麗に使う。あと噛むスピードがはやい。だから食べる速度もはやい。俺もはやい方だと思っていたが、俺の場合はあまりよく噛まずにするりと喉へ落としてしまうことが多い。だから満腹中枢が刺激されないんでしょうとミラージュに咎められたことを思い出す。
「……なにこっち見てんだテメェ」
おっと向い合せの席はこっちから相手がよく見えるかわりに逆もまた然り。
「いや?もっとゆっくり食やいいのにと思ってよ」
「俺の勝手だろう、阿呆」
そりゃそうだな。うん、俺もゆっくり一口ひとくち噛み締めて食べてくださいねなんて言われてもそううまくはいかないもんで、またすぐに忘れてぱくっといっちまうわけだし。
あ、食いおわっちまってる。
「ごちそう様くらい言えよなぁ」
「フン」
観察していたら思ったより箸が進んでいなかった。しかし焦らずのんびり口をつける。たまにはしっかり噛んでみるか。
観察対象は水の入ったグラスへと手を伸ばしていた。
そして一口。
「…………」
「……!!ッぶ…は…!げほッ!!」
「…おいおい」
ちょっと傾けたと思ったら噎せた。いつも不機嫌そうに細められてる赤い眼がかっと見開き、驚いた顔を一瞬見せてからグラスを口から離す。あとはひたすら俯いて咳をする。
「急いで飲む必要ねえだろ」
と、いうより、きっとこいつは水の飲むのがヘタクソなんだろう。
2012/07/19 (Thu) 19:52
■異世界(SO3)
見るものすべてが目新しい。むしろ不可思議だ。頭ではよく理解できない。ただこんな世界もあるのか、という実感だけがそこにあった。鉄の塊も技術さえあればこんな形の船になる。右も左も上も下も、わからない空間に飛び出していける船になる。
「まぁすぐ慣れろとはいわねぇよ」
宛がわれた部屋に置いてある、よくわからない数字の羅列とよくわからない文字が浮かび上がる盤上を、暇つぶしに眺めていたらそう言われた。何も返事はしなかった。慣れる、ということがこの光景を受け入れるという意味なら、自分はもうすでに『慣れた』と言えるだろう。扱い方もわからないしどんな意味があるかもわからないものばかりに囲まれてはいるが、そこで生活している奴らは自分と大した差もない生き物で、生きていくために必要なものにも差などないのだから。
けれども。
「………」
鉄の床を、壁を、天井を眺めながら、ふとあの石造りの城を思い出した。年中雪が降っているあの場所は、部屋の中も酷く寒くて火がなければ体が動かなかった。暖炉の中で揺らめく赤色、木を燃して飛び散る火の粉。
別に感傷的になったわけではなかった。ホームシックなどと呼べるほどあの場所に思い入れがあるわけでもない、寒さは人を殺す、知っているから寒いのは嫌いだった。かといってそれに比べれば『暑い』といえるあの鉱山の街にもこれといって思い出せることはないし、あの世界を出て異世界を見ることを選んだことを、後悔などするはずもないが。
「………」
お前の部屋だと宛がっておきながら、勝手に上り込んで隣で眠りこけている男に、それでもあの世界が、あの国が、己の最後に帰る場所なのだと告げたら、いったいこいつはどんな顔をするのだろう。
2012/07/22 (Sun) 13:05
(そして何に期待してるんだろう、って考えてるけどたぶんそういうことは言わないあるべるさん)
■桃(SO3)
風邪を引いたときに食べるそれが好きだった。格別に美味しいと感じた。だからそれを、母に剥いてもらったそれを、食べたくって何度も風邪を引いた。しようのない子ね、と笑って額に手を当てる母を今でも私は愛している。
ミラージュが桃を剥いていた。
彼女の包丁を扱う腕は悪くない。彼女の仕事ぶりと同じく確実で、さりげない気遣いがうまい。
「あ、桃だぁ!どうしたの、買ってきたの?」
スフレが工房のドアを開けてミラージュの下へ一目散に駆けてくる。
「ええ。クリエイションでお疲れの皆さんに差し入れです」
「いいなぁ、ねーねアタシにもひとつちょうだい!ひとつだけでいいから!」
「ひとつと言わず、たくさん食べていいですよ」
桃はたくさんありますから、と、近くの籠を彼女が指せば、スフレは飛び上がって喜んだ。すでに剥き終った分からいくつかを皿に乗せて、上機嫌で頬張っている。それをなんとなしに眺めていたら、
「はい、マリアちゃん」
私が見ているのに気が付いたスフレが、桃を突き刺したフォークをこちらに差し出した。
「マリアちゃんもどーぞ!」
嬉しそうにそうしているものだから、フォークの先を口に入れた。桃は相変わらず美味しかった。
「マリアちゃんも桃好き?」
無邪気な子供に向かって優しく頷いた。大好きよ、と一言付け加えられなかったのは、懐かしさに少し微睡んでいたからだ。
2012/07/24 (Tue) 3:47
■野宿(SO3)
「布団じゃないとこで寝ると、体が痛いんだよな。野宿って簡単にいうけどやっぱり凄く体力使うんだなぁ」
当たり前のことを言ってるだけなのだが、フェイトにとっては初めてといっていい経験だったということだろう。そりゃまあ仕方ない。なにがって、固い地面の上で寝ても休まらないことと、それに驚くこと。
「まぁ慣れりゃそんなに気にならなくなるぜ。あとは自分にとって楽な姿勢を見つけるこったな」
「うん、そうするよ」
燃した火を消せば、辺りは真っ暗だ。月明かり以外に光がないなんて、もう地球じゃ考えられなかったなと、はじめてフェイトが言っていたときのことを思い出す。人工明かりがないというのは、それはそれで良いものだが。
横になってからふと口をついて出た。
「…ああ、お前に楽な姿勢とかいっても詮無かったな」
「え?どういうことだよ」
「お前、寝相悪すぎ」
そんなに近くで寝ているわけじゃないのに、この間思い切り背中を蹴り飛ばされたのだ。どうやらごろごろと寝返りを何度も打つクセがあるらしい。
少しむっとした気配を感じた。
「…お前は寝言いうよな」
「えっ、マジか」
「冗談だよ」
2012/07/25 (Wed) 4:10
■雪と(SO3)
その年の雪は酷かった。家屋の屋根が押しつぶされてしまったとか、家の扉が開かなくなったとか、あちらこちらから様々な被害が聞かれて、頭の痛い話だった。カルサアでそのことをウォルターから聞かされたアルベルは、じゃあ今年は王都には行かないなどと言い出した。実際には、王からの呼び出しに応じないわけにはいかず、厚手の上着を羽織ってウォルターと共に赴くのであるが。
雪深い地面は歩きづらい。隊を率いてゆっくりと歩を進めていると、さっさと前を歩いていたアルベルの足が路地の途中で止まった。建物と建物の間のその小さな空間の先をじっと見つめている。どうした、何か面白いものでも見つけたかときけば、歳食って鼻まで衰えたかジジイ、腐ってやがるんだ、と、相変わらず要領の得ない言い方でその先を左の手甲で指示した。
2012/07/26 (Thu) 7:38
(書いたはいいけど書きたいことまで詰めようとしたらこんなんじゃ収まらなさそうだったので途中でぶつり。鍵括弧をつかわない文章をかくの結構すきなんですけどまだちゃんと最後まで貫いたことはないですねそういや。いっかいやってみようかなぁ)
(読みやすさより書きたいかんじに書いてしまうくせをなおしたい)
■複雑(SO3)
寝食を共にしているんだからしゃーないだろちっとは妥協しろといったのは確かに自分だ。不機嫌ながら言われなくともわかってると返事したのはあいつで、でもしばらくは寝食どころか隣に立たせることすらさせなかったというのに。
ベッドがあるのにソファーで寝る奴っているよなぁ。
同室になるのはそう珍しいことでもない。その辺を出歩いて、帰ってきたら相方が既にお休みモードだというのも当然あることだ。しかし、野宿でもないのに警戒してるみたいにいつでも目覚める体勢を作っていたような奴が、いま目の前で右腕を枕に眠りこけているなんて。
信頼してくれてるのは嬉しいハナシだが。
そうなると逆に、自分がどこまで身を預けていいのかがわからなくなる。寄っ掛かって潰す気はないし、向こうも大人しく潰される気はないだろう。けれどもこうして頭を掻くのは、不確かながらもこのソファーの上のいきものを、今はきちんと囲っていたいからなのかもしれない。
2012/07/29 (Sun) 10:34
■林檎(SO3)
暖炉なんて、過去の生活習慣データベースの中でしか今の連邦区内じゃ見れないだろう。未開惑星とはとんでもないところだった。まるでお伽噺の世界に落っこちたかのようなのに、自分達の生きてきた空間以上にここは生々しくて現実味があるというのだから皮肉なことだ。
目の前でぱちぱちと音をたてながら真っ赤に燃え上がる火に目をやって、そうだと思い付いた。木の細長い棒に突き刺された、手元の林檎。さきほどソフィアが切って持ってきてくれたものだった。それを徐に火に翳した。
「何やってんだ」
「いや、焼き林檎をちょっと」
「あ?」
「林檎って火で焙るとうめぇんだぜ」
と言っても、あまりやったことはないのだが。さすがに電子レンジで林檎をチンする勇気はなかったし。
「ほれ」
少し茶色く染まったそれを突きだす。親切のつもりだったが、毒味させられた気分になったのだろう、突っぱねられたのでしぶしぶ自分の口に放り込んだ。
仄かに甘くて、あたたかかった。
2012/08/03 (Fri) 4:37
(スマフォから打ったら誤字がひどかった)
■宇宙食(SO3)
食事をただの生命活動として捉えると、面倒くさいことこの上ない。人間昔から争ったり無駄に長距離移動を繰り返したりする生き物だから、まるでただの動物みたいに日持ち腹持ちのいいものを作り出しては摂取する、なんてことが通例化されてしまうのもわからないではないのだが。
「なんだこれは」
「固形食」
「食いもんなのか」
「ソフィアがご飯つくれないときとか、わりとよく食べてたんだけど」
宇宙船の非常食といえばだいたいこれ。お世辞にも凄く美味しいなんていえないものだが、それでもいくつか味があって好みに合わせられるようになっているだけましなものか。
「とりあえずこれしかないから」
フェイトから受け取るも、クリフは少々渋い顔をした。やっぱり味気無さは拭えない。自分だって食べてこなかったわけじゃないが、できるだけ口にするのは避けたいと思っていた。
同じようにアルベルもフェイトからそれを受け取るが、異形のものを見る目で実に訝しげな顔をしている。
「食わねえと保たねえぞ」
云いつつ、自分も渋々といった体を崩せず袋を破く。真似してアルベルも破いた。少々やり方がまずかったのか、歪な開き方になっていた。
「・・・」
あまり気乗りしていないのが伝わっているのか、アルベルはクリフの様子を見つめたまま動こうとしない。クリフは気にせず袋から取り出したそのかたまりにかじりつき、半分に割った。微妙に甘い。あまり甘いものは好きじゃないんだが。
「・・・・・・」
しばらく歪に破いたそれを眺めて、アルベルもかたまりを引っ張り出した。そして同じようにかじりつく。
「・・・・・・」
咀嚼して、飲み込んだ。見るからにほっとしたようにひそめていた眉を緩めて、再びかじりつく。どうやらそれなりにお気には召したらしい。
2012/08/06 (Mon) 9:09
(はじめは固形食きらいなクリフさんだったのに、だんだんクリフさんが食べたら安心して食べるアルベルさんもえになってた)
■われもの(SO3)
パリン!と鋭い破裂音がして、ふと走らせた目の先に無惨な姿になったカップが映った。続いてそれを見下げながら舌打ちする男のしかめた顔が見えた。そのまま屈んで散らばった破片を右の人差し指で触れようとする。つい手が伸びてそれを止めた。
「さわんなよ、あぶねーぞ」
掃除機なんて便利なものはこの惑星にはないから、塵取りと箒を引っ張り出してくる。明らかに自分の長身とは釣り合わない長さのそれで適当に一ヶ所に集めた。ところで、大人しくしていた男が自分から箒を奪い取って、最後にそれらを塵取りに入れる作業を行おうとする。
「おいおい片手じゃ、」
やりにくいだろ、と言い切る前にグーで腹の辺りを殴られた。足で塵取りの背を押さえて箒を動かした。左腕は垂らしたままだった。
2012/08/13 (Mon) 9:48
(クラウストロでは物を落としちゃ駄目なんだそうなので、くりふさんは物の扱いが意外に丁寧なのかなぁとか考えてたんですがあんまり内容とは関係ないです)
■うみ(SO3)
海とは縁遠く育ってきた。横目でみることはあっても、わざわざ海を横断するような事態になったことがない。海岸だってこの辺りには少ない。だからといって、広大な海を前に思うことなんて、これだけ水があれば何十万人と生きていけるだろうに、そんな俗物的なことだけだ。
水の上を文字通り走る鉄の船は、クリフが持ってきたものだった。少人数で乗り込む用の、風の力を利用するのでないへんてこな船。通常の船じゃありえないくらいのスピードで水面を切っていく。吹き付ける風とそのスピードは決して嫌いではないのだが、船というものは揺れる、エアードラゴンを駆っているときの揺れとはまた違ったきもちのわるい左右の揺れだ。
「いーい天気だなぁ」
調子にのってエンジンフル稼働で操縦するクリフの能天気な声に苛々が募る。後ろで船の縁を掴んだまま動けない、情けない自分の姿は見えていないのだろう。
波立つ水面がまるで誘うように揺らめいている。泡沫となりそうな感覚をおぼえたことに限界を感じた。はやく陸地についてほしかった。
2012/08/20 (Mon) 11:27
■ああ、(SO3)
大事なものは、目には見えないものです。
(亡くしてから、ああ、大事だったよ、そう云うのは卑怯なんじゃないですか)
2012/08/23 (Thu) 18:14
(自己嫌悪のひとだから、わりとアルベルさんは暗いひとなんじゃないかなとおもっている)
■無題(SO3)
雨が降ってほしいと願ったことは一度もない。雨が降るだけで歩いていけない弱い自分と、雨が降っても歩いていくことをやめようとしない自分と。
(慟哭の声は聴こえず、やさしい愛の歌さえ見棄てられた夢の淵には届かないだろう。それでも生きることはやめない、やめないか)
2012/08/26 (Sun) 8:52
■こえは、(SO3)
遠くから呼ぶ声がする。
離れていてもよく聴こえるのはなぜだろう、と考えてみたこともある。奴の声がよく通るから。一瞬でケリがついた。
でも返事をするのが億劫だ、同じだけ通る声でかえさなきゃあんなとこまで届きはしないのだから。
それでも口を開けば、遠目に奴が笑むのを俺は知っている。
2012/09/16 (Sun) 6:45
■あしあと(SO3)
ほら今年もまた、雪が降るだろう。
いつもあいつらの半歩後ろを歩いてオトナ面しているくせに、俺の後ろは歩かない。一歩分前を歩いて、てめぇには殺されないと舐めてかかってるような無防備さで背中を晒す。何の前触れもなく刀を突きたててやっても本当は構わないのだろうが、それをすれば負けを認めることになる。わかってて奴はやっている。
薄く降り積もった雪の上に足跡がいくつもついていく。誰かが生きたあとが残る。でもそれも、夜になって吹雪になれば全部消えてなくなるだろう。この世界は無常だ、けれどもだからこそ必死こいてあがいて生きた足跡を残そうと思えるのだから。
あの憎い背中を追いかけるこの足跡も明日になれば消えている。
2012/10/15 (Mon) 21:13
■いりません(SO3)
よく眠れる寝台だった。何を使って洗ったのかわからないくらい白い布だった。無臭、というのはこういうものかとはじめて自覚させられる感覚だった。
これに、少しの空と少しの食事。話を聞いてもぴんとこない。わからない。それは生きている世界なんだろうか。
地面に足をつけて獣のにおいを嗅いで、右手の刀の重さに口元を緩める。こんな世界しか知らない。そんな世界は知らない。知らないことは、罪だろうか。
2012/11/08 (Thu) 13:05
(あるべるさんはあんまり幸福とかのぞんでないよねっていうはなし)
■むすっ(SO3)
健気な少女の言い分を、いちばん認められずにいるのはきっとマリアなのだろう。自分も子供が前線に出ることはあまり好ましいとは思わないが、子供自身が覚悟を決めたのならそこは仕方ないと思っている。ソフィアは心配そうではあるが、もともとは彼女も戦いとは無縁のところに居た人間だった。ミラージュは誰が何をしようとも特に口出しはしないだろう、それが悪い結果を導き出さなければ。アルベルは…意外だが、あまりこの件について口やかましくするつもりはないようだ。
「拗ねるなリーダー」
「拗ねてないわよ」
立派に拗ねている。もともとプライドが高くて意地っ張りなマリアだ、自分の下した判断は多くの事項を基にしっかり考えた末のものであると、人一倍その決断に重みを感じているが故に、それを横から非難されたりするのをとても嫌う。
でも今いちばん彼女が堪えているのは、それをしたのがフェイトだという事実なのだろう。
2012/11/21 (Wed) 7:2
(フェイマリが好きというよりは、マリアたんがフェイト君に肉親の愛情を求めてるみたいなのが好きです。マリアたんかわいい)
■サイレントアース(SO3)
もうすぐ雪も溶ける。荒廃した大地の上には花も滅多に咲かないが、それでも氷の世界にあたたかな南の風が吹けば、ここも少しは生き物の住む環境になる。暖炉に薪をくべて火を熾し、爺は言った。俺は言った。それでもこんなとこにしがみついて暮らしてるなんざ、頭がおかしいんだ。こんな不毛の地に食べ物もない。こんなところにこだわってるから、奪うことでしか生きてゆけない。奪い取る力が人を押さえ付ける。連鎖は続く。時が経っても沈黙は沈黙を保ったまま。
それは自虐かと尋ね返されて閉口した。火の爆ぜる音が一層大きく響いた。ならば豊かな地が欲しいか、穏やかな世界が欲しいか、生ぬるい感覚が欲しいか。爺の静かな声に唇を噛んだ。もうすぐだといいながら、まだ木枠の窓は吹雪でがたがたと不穏な音を立てている。
2013/03/08 (Fri) 1:01