街は夏至祭を目前にしてざわめいている。
人の多いところが特別好きだと思ったことは、フィーにはない。嫌いだと思ったことも特にない、それは何時だって状況に依る。人が多いことが優位に働くときもあるし、不利を招くときもある。任務じゃないなら、特別思うところはない。これが正直な感想だろう。
大陸最大規模とも言われているエレボニア帝国の帝都ヘイムダル。緋色の煉瓦で街を彩り、それぞれ特徴ある通りや街区に分かれたこの都は、一方は古めかしい街並みが中世を思わせ、一方では最新の導力車や街区を結ぶトラムによって近代を思わせた。落ち着くようで落ち着かない街だとフィーは眺める。その傍らを、何やらぶつぶつ呟きながらマキアスが歩いていた。
「…ああ、そうだ。そこを曲がれば辿りつくはずだ。こっちはもう終わったから、最終的にドライケルス広場に集合で構わないか?…了解した。それじゃあまたあとで」
マキアスの左手には戦術オーブメント、アークスが握られている。通信機能を搭載した便利なこの代物は、この広大な帝都を歩くときにも有用だった。近日に夏至祭を控えた帝都での特別実習、承った依頼を効率よくこなすために今、リィン、エリオット、ラウラの3人と、フィー、マキアスの2人とで分かれて行動している。魔獣退治のような依頼の類ではなく、街のあちこちを行かなければならないような依頼では、通信を使った連携の方が効率的だと言い出したのは、すっかりリーダー格になっているリィンだった。
「あっちも終わったって?」
「いや、どうやら違う店に赴く羽目になったらしくてな。場所は教えたし、たぶんもうすぐ終わるとは思うが…」
「ふーん」
心配はしていない。不穏な影は見え隠れしているが、普通に動き回る分には恐らく以前の実習で赴いたバリアハートの街を歩くよりもずっと安全な予感がしていた。まがいなりにも帝国の頭がある場所だ。灯台下暗し、という場合もあるが、そういうものは大概少し角度を変えて見なければ見えない位置にある。
ふと見上げた空は狭かった。ここは、確かオスト地区という、いわゆるヘイムダルの旧市街に当たる場所のはずだ。新市街の中に埋もれ、整備もされず昔のままの狭い階段や入り組んだ路地が連なる、導力車も入れないような地区。
夏至祭が近くなり、表の通りや他の街区は人々の活気に満ちて、早々と飾り付けや豪華な食事の準備を行っている中で、ここは少し寂れて静かな空気が漂っている。騒がしい声は狭い路地を駆け回る子供の声くらいのもので、表を騒がす導力車の駆動音などはここまで届かない。
「マキアスってさ」
「?なんだ?」
「ここで育ったんだよね」
「そうだが…」
正真正銘、帝都生まれの帝都育ちだと言い切る彼の顔も見ず、路地の影に積まれた木箱に目をやった。
「昼寝したら気持ちよさそう」
「…ね、寝るんじゃないぞ?」
「えー」
「えー、じゃない!」
少しくらい許してくれてもいいのに、と冗談混じりに心のなかだけで呟く。リィンたちの方の用事はあともう少しかかるだろうし、今から待ち合わせの場所までのんびり向かったとしても時間は余るくらいだ。騒がしい他の街区では道端のベンチで寝ようなどとはとても思えなかったが、ここなら特に問題ない。
「…ねこもいっぱい寝てるのに」
やはり静かで車も通らないから居心地がいいのか、この街区には猫がやたらと多くそこかしこで姿を見ることができた。殆どが野良猫のようだ。
「マキアスも昼寝していいよ?」
「どうしてそうなるんだ!しないぞ!?」
いつも通り少々大袈裟なリアクションを取るマキアスの足下を、その時何かがするりと横切った。軽やかなその影はそのまま近くの階段の手すりに飛び乗り、方々の足場を移りながら民家の屋根の上に降り立つ。それをフィーは目で追った。
「あーーーっ」
背後から、フィーよりも幾分幼い少年が2人駆けてくる。フィーとマキアスの間を何の躊躇いもなくすり抜けた2つ分の頭は、そのまま先ほどフィーが目でなぞった先を見上げて大きな声をあげた。
「あんなところにいっちゃった!」
「返せよドロボウ猫―!」
口ぐちに叫ぶ2人を見てマキアスはきょとんとしていたが、フィーはすぐにほらあれと屋根の上を指差す。そこには、何かを口に咥えた小太りの猫が、何とも気のなさそうな顔をしたままこちらを見ていた。
「何を咥えてるんだ?あれは」
「ストラップみたい」
「おれのたからものー!」
少年のひとりが両腕をばたばたと動かして悔しそうにわめく。もうひとりの少年が、あの猫はこのあたりでも相当に手癖のわるい猫だということを教えてくれた。猫は屋根の上からまだ動いていない。
「うーん、何とかしてやりたいが…」
マキアスが額に手を当てながら目を細めて猫を見る。あの猫は軽々と辿りついて見せたがあの屋根の上まで行くのは難しそうだ、と判断し、どうにかして下ろしてくる方法はないかと考え始めた辺りで、フィーがふいと身を翻した。
「ん?…あ、おいまさか!」
そのまま助走をつけて手摺に足を着き、跳躍する。ひらりと舞い上がった体は小太りの猫の隣に見事着地し、その流れのままに猫の方へと手を伸ばした。しかし。
「あ」
くるりとすぐに体を捻って後ろを向き、猫は口にストラップを咥えたまま屋根の上を走り出した。一連を見ていた少年たちも思わず、あ、という呆けた声をあげる。フィーはすくっと立ち上がった。
「お、おい!」
「取り返してくるね。待ってていいよ、マキアス」
「待ってていいよって、そういう問題じゃ……あ!こら待て、待たないか!!おいフィー!」
猫のとおり道は、いつも抜け道。人間様には到底見つけられなくて、人間様にはとてもじゃないが使うことはできない道。
大きな体のわりにとても身軽なその猫は、ナア、と何とも言えない声を挙げて、屋根の上を歩いて行く。このあたりは、こいつのテリトリーなのだろうか。時折下方にあるコンテナやごみ置き場の連なるあたりへ降りてまた別の屋根に飛び移りつつ、猫は一向に止まる気配を見せなかった。
フィーはその足跡を一分違わず追って見せた。後を追う一匹の猫になった。下から眺めているだけでは思いつきもしないようなルートを行く小太りの猫を、別段焦って捕まえようともせずにただ後を追った。
オスト地区は、表の整った街区とは違う。都市設計もそこそこに乱雑に建てられた建物が肩を窄めて並んでいて、その隙間を道が辛うじて通っているといった方がいい。当然、建物同士の立地関係なども配慮されていないから、古くにできた建物が新しくできた建物によって日光を遮られるなんてことも普通のようだ。それでもその影に干された洗濯物を見て、ああそれでもこんなところに人はいるんだとぼんやり思う。
それはそうだ、別に陽が当たらなくたってそこに居る理由はある。
ナア、と、再び目の前の猫が鳴いた。気付かない内に少し距離が空いていた。猫はこちらを振り返ってじっとフィーを睨みつけている。
「どこにつれてってくれるの」
「ナア」
「……」
猫が歩き出す。旧市街をぐるりと一周するように伝った屋根は、もうすぐ別の街区の方へ到達しそうなところまで来ていた。
…3か月離れただけの、見慣れた街並みを全力疾走する。屋根の上を行くなんて、マキアスの常識から言わせれば非常識極まりないが、実際その非常識が目の前で行われてしまったのだから仕方がない。待っていろと言われたがそういうわけにもいかないだろうと、せめて進行方向だけは見失わないように狭い路地を駆けた。
ここで生まれてここで育ったのだから、どれだけ入り組んだ構造をしていても、地面の上を走り回る分には迷ったりわからなくなったりすることはなかった。もともとマキアスは頭の中で真上から見た地図が自然に描けるだけの地図感覚は持っていたのだが、しかし幾らなんでも屋根の上の道まで把握しているなんてことはない。必死に自分が持っている地図を思い出して、屋根を追いかけっこする猫二匹を探し回った。
少し開けた路地に出たとき、丁度マキアスの右斜め前あたりの民家の上にフィーの姿を認めた。あ、と思わず声を出してそちらの方へ駆けだしたが、すぐにあの銀色は見えなくなってしまう。しかもその先は建物が連なっていて、急いで回り込まなければ今度こそ完全に見失ってしまう気がした。
きょろきょろと左右を見て回り込む道の当たりをつけていると、左斜め後ろから、おやお前さんはと、のんびりとした女の人の声が聞こえてきた。
「もしかして、カールのとこの?」
「…あ!」
すぐに思い出せた。もしかして東の二軒目の、とマキアスも返す。振り返った先にはベンチに腰かけてにこにこと穏やかに微笑む老婆が居た。
「こりゃまぁ久しぶりだねえ。ええっと、半年ぶりくらいかね?」
「いや、四月にトラム乗り場まで見送ってくれたじゃないですか」
3ヶ月ぶりですよと言うと、そうだったっけねえと老婆は首を傾げる。呼応するかのように隣に居座る子猫がにゃあと可愛らしく鳴いた。確かそいつは、ここを出るほんの少し前に生まれたばかりの赤ん坊だったはずだ。
「士官学校にいったんだったね。元気にしてたかい?」
「ええ、健康は心配なく」
「勉強はやっぱり大変なのかい?」
「予習と復習をしていれば問題ないですよ」
「お友達とはうまくやっているのかい?」
「良い仲間に恵まれました。…いけ好かない奴もいますけど」
「そうかいそうかい」
殊更ゆっくり尋ねてゆっくり笑って、ゆっくりと傍らの猫の背中を撫でる。その一連が懐かしく、しかし同時にもどかしかった。マキアスはもう一度屋根の上に目を走らせる。既にフィーの姿はそこにはない。
(さっき向いていたのはあの屋根の方だったから…)
行先を頭の中の地図と照らし合わせながら、マキアスは落ち着きなく屋根の方を見遣ったり、と思えば視線を落としたりしていた。老婆がまた朗らかに笑う。どうしたんだいそんなにそわそわして、ねえ。やはりのんびりとした声色だった。
「すみません、ちょっと今取り込み中で」
「慌てるような用向きなのかい?」
「そ、……そうです。急がないと」
「何か探してるみたいだねえ」
「…お、追いかけっこみたいなものですよ」
そうだ、これは追いかけっこだ。あのドロボウ猫とフィーの、そしてフィーと、自分との。その事実がなんだかちょっと腹立たしかった。
「ですから、すみません。またお話なら休みに帰省したときに」
「うんうん、そうかい。ふふっ、ふふふふふ」
「な、何を笑ってるんですか」
「いやねえ、あんたちっとも変わってないなと思ってねえ」
老婆が静かに手を振った。いいよ早くお行きよと促すように、やはり子猫がうにゃんと鳴いた。マキアスは素早く頭を下げて、目星をつけた方へと走り出す。
結果的に、自分はいつまでもあの時から変わってないのだろうか。周りにはそう映っているのだろうか。それが、嫌だとはっきり思った。
低くて高い屋根と敷地。整備の手も行き届かない道。皇帝陛下のおわす華やかな緋色の街の片隅で、周囲の流れを追いかけもせずに呼吸をする街。
非難したいわけじゃない。そこで生まれて、そこで生きてきただけの情はあったし、その在り方そのものを否定してしまったらおしまいだと思った。けれどもそこに埋もれて、その上で歩いて、同調しているだけではどうしてもいられなかったことだってきっと事実だ。
自分は何にも追いかけられていないのに、後ろを振り切るようにして走った。フィーの居場所は既に見失っていた。おとなしく待っていた方がよかったに違いない、フィーは自分より年下だが、分別のつかない子供だというのではないのだし、言った通り待っていればちゃんと帰ってくるはずなのだ。なのに焦って慌てて駆け出して、慣れた場所で迷子になるなんて。
(ああそうか)
それが、何も変わっていないという事なのか。
僅かに子供の笑い声だけが遠くに聞こえる、静かな通りの真ん中で、突如アークスの呼び出し音が鳴り響いた。はっとしてすぐに取り出し開くと、リィンからだった。今ようやく終わったから広場へ向かうよという連絡に対して、マキアスはすこし逡巡しながら、すまない少し遅れるかもしれないと告げた。
『何かあったのか?』
「大したことじゃない。ドロボウ猫と出くわしてしまってね」
通信越しでリィンが笑った。わかった、じゃあ待ってるから、急がなくていいからな。と念を押してくるあたりがどうにも彼らしくて思わずマキアスもため息を吐く。
「ああ、ありがとう」
通信を切って、アークスをしまう。道のど真ん中でも誰にも邪魔だなんて言われない。そこで立ち止まってみて初めて、自分が走りつかれていることに気が付いた。
元の場所に戻ることを考えてみる。少し入り組んではいたが、実はそこから今の場所までそんなに距離がないことはわかっていた。随分と遠回りにやってきたらしい。そう思ったら、なんだか無性に腹が立ってきた。
くそうと口の中で小さく呟く。意を決して、マキアスは大きく息を吸った。
「フィー!!何処だ!!猫は捕まえたのか!?フィー!!!」
最終地点は、この小太りの猫のお気に入りの場所らしい。今までも何度か物盗りをしていたのだろう、屋根の上の少し陰になったところには、小物やら食べ物やらネズミの死骸やらが置かれていた。その中に、先ほど少年から盗んだストラップをちょこんと並べて、猫はナアと欠伸をするように鳴いた。先には、帝都の緋色の街並みがよく見えた。
「いいとこ知ってるね」
「ナア」
もともと、緋煉瓦の通りから少し下がったところにある街区だ。建物も道も古い。開発計画から外されたおかげで無理な立地も多い。けれどもおかげで面白い通い路ができあがってしまったらしい。見上げることしかできないはずの風景が、今、僅かに下方へと広がっている。
「……」
特別何か感慨があるわけではなかった。生まれ故郷というわけでもない、大きくて、人だらけで、車だらけで、ごちゃごちゃしてるけど整えられてて少し歪だ。古くて大きすぎるものを、無理やり新しく詰め込んだみたいな。フィーはたとえ話が得意ではないから、それをどう表現すればいいのかはわからなかったが。
そしてそれがわかったからといって、何をどうしたいという事もない。そういう風に育ってしまった街なのだ、と、思ってその場に座り込む。疲労はないし、息を呑むような美しい風景を楽しむような趣味もなかったが、この場所はいろんなところがよく窺える「いい場所」だった。せっかく教えてもらったのだから、覚えておいても損はないだろう。
「ナア」
猫が鳴く。相変わらず何とも形容しがたい声だった。端的に言えば、その少し潰れたような顔と小太りの体も相俟って、少しも可愛げがない。おまけに手癖も悪いとなればなおさらだ。しかしフィーはこの猫を不快だとか嫌だとは少しも思わなかった。
「あ、」
「ナアアー」
猫はフィーを見向きもしないまま、さっさと屋根からおりて下の道を悠々と歩き始める。ちらりと少しだけ手を振って別れを告げた。
追い駆けなかったのは、もう追いかける必要がないからだ。フィーはそろりとあの猫の宝物置き場へと近づく。先ほどそこに陳列されたばかりのストラップを手に取り、状態を確かめた。ずっと咥えて走っていたわりに綺麗なままだった。案外、なかなか手練れのトレジャーハンターなのかもしれない。
(お礼いうのわすれたな)
特に意味のないことを考えていると、下方から声がした。
「フィー!何処に居るんだ、フィー!!」
自分の名前を大声で呼ばれていることに気付いて、フィーは少し眉を顰めた。意外にもしっかり腹から出ている声に感心しつつもよくそんなに恥ずかしげもなくと思いながら、声のする方向へと顔を出した。間抜けな顔をしたマキアスと目があった。
「あっ、ようやく見つけたぞ!!」
よっぽど走り回ったのか、それとも大声を出していたからなのか。肩で大きく息をしてへとへとなその姿は流石に同情を誘った。
「やっほーマキアス」
「やっほーじゃない!!」
待ってていいっていったのに。わざわざ追い駆けてきたらしいのだ、しかも屋根に上れなかったから、遠回りして。
「それで、猫はどうした?」
「ん。もういないよ」
「え?」
「はいこれ」
手にしたストラップをひょいと落とす。慌てて下で手を皿にしたマキアスが、何とかうまく受け止めたそれをまじまじと見つめて、長い溜息を吐いた。
「目的を果たしたんだったらさっさと戻るぞ。リィン達も待たせているし」
「あ、リィン達もう終わったの?」
「ああ。さっき連絡が来た。わかったらさっさと下りろ」
「ん」
もう少しこの風景を見ていたい気もしたが、マキアスが追い駆けてきてしまったからもういいか。下を少し見回して、できるだけ負担が少なそうで危険度も低そうな着地場所を選び、何の躊躇いもなく飛び降りた。飛び降りる直前にマキアスのわめき声が聞こえた気がしたが、無視したら怒られた。
「いきなり飛び降りるんじゃない!」
「いいじゃん。別にマキアスの上に落ちたわけじゃないんだし」
「い、一応君は女の子だろうに…!」
「そうだけど」
疲れているようなのに、まだまだ大きな声を挙げるだけの元気はあるらしい。なんだ、大丈夫そうだなと思ってそのままふいと歩き出した。その後ろをマキアスがついてくる。
「でもよく追いついたね」
「…追いついたわけじゃないだろう。君が止まったところに、僕が辿りついただけだったじゃないか」
「それでも追い付いた。マキアス、ナイスファイト」
親指を突き立てて精一杯労ってみると、やはりマキアスは苦い顔と一緒にため息を漏らした。もう大きな声を返してはくれないみたいだ。ほんの少しだけさびしく思った。
元の場所に戻ると、先ほどの二人の少年が出迎えてくれた。直前に、マキアスは「君が取り返してくれたものだから」と言ってフィーにストラップを手渡した。別にフィーは何でもよかったが、気遣い自体は悪いことではないから素直に受け取って、少年の手に落とした。お礼もそこそこにすげーだのやべーだの言葉を繰り返す彼らに別れを告げる。そのままトラム乗り場へと急いだ。
トラムを待つ間、フィーはぼんやりとオスト地区を見上げてみた。屋根の上に目を走らせてみる。先ほど歩いた場所も見つけた。全貌は、ここからではさっぱりわからなくて、少し残念に思う。
傍らでは、眉間に皺を寄せて険しい顔をしながら、街を見つめるマキアスが居た。トラムが来て、街区をあとにしても、マキアスはずっと黙って外の景色を見ていた。やがてそれが古い街並みから緋色煉瓦の整ったものに変わっても、親の仇を見るようなその目は変わらず、しかし、それが確かな愛情に裏付けられたものであることも、今のフィーになら何となくわかる。
街は夏至祭を目前にして、ざわめいていた。
ロングレース
ついったーで言ってたネタを頑張って形にしてみたら思いのほか長くなりました。フィーとマキアスの組み合わせが大変可愛いです。