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(この世界の何処かの)
(小さな町で)
(望まれぬ筈の出会いや、怨まれるはずの想いが)
(多くの奇蹟を起こした)
(だから例え辛くても)
(例え悲しみが果てたことがなくても)
(例え絶望したとしても)
(貴方は、幸せなのだということを決して忘れてくれるな)
(それを信じ続けたものたちの、優しい色をした物語)
ー序幕ー
「何をする気なんだアイツは」
「さあ、来いっていわれただけだしなぁ~」
* * *
「持ち物は、胸いっぱいの思い出と、充分な肺活量ってことで!」
* * *
「何色がいい?」
「赤だ!」
「青」
「・・・・流石」
「あ、このピンク可愛い。」
「誰の為の物か一瞬でわかる気がするけどな」
「ねぇ、どうなるかな」
「うーむ・・・・」
「ちょっと想像つかないよね」
「・・・・・ね殿はどう思われる?」
「そうだなー・・・・・」
「綺麗なんじゃねぇか?」
(それは、優しい色をした、)
* * *
例えばもし、君が君の道を見失ったら
迷わず僕のところへおいでよ 一緒に走ってあげるから
馬鹿だっていわれてもいいよ
ここで笑ってられるなら
風船凱旋 君も登っておいで!
ここは「恋街」 僕らの生きる街
アクセス番号は2010
きっともっと生きていられるよ